シンガポールのカペラホテルとは?
シンガポールにあるホテルの中でも最高級ホテルにランクします。
セントーサ島にあるため、市内にある高級ホテルにはないリゾート度が高いホテルです。
シンガポール通になると、マリーナベイサンズホテルに泊まることは全然自慢にならないけど、「カペラに宿泊します」はoh!うらやましい!となるレベルです。
※他のホテルの日本人スタッフとは一線を画す素敵な日本人スタッフがいることも付け加えておきます。
このカペラホテルをもっとわかりやすくお伝えすると、
2018年6月に、米朝対談:トランプ大統領とキム代表の歴史的会談が行われたホテルです。
- ホテルの中庭側の廊下は、双方が完璧に歩数を合わせちょうど真ん中で握手した場所です。(宿泊者以外でも入れます)
- 調印式が行われたのは、ホテル内高級中華レストラン「カッシア」です。(利用しました)
- ランチが行われたのはホテルのラウンジである「ライブラリー」です。(宿泊者全員無料で利用できす)
お部屋の詳細はこちらです。
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カペラホテルのスィートルーム417に宿泊!セントーサ・シンガポールCapella Hotel, Singapore
シンガポールのセントーサ島にある最高級リゾートホテル「カペラ」に宿泊することは私の大きな夢でした。 2017年の宿泊先の候補にしていましたが、予約が取れず断念しました。 数ヶ月後、そのカペラホテルが米 ...
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カペラホテルはセントーサ島にある

カペラホテルの前はパラワンビーチで、さらに橋を渡った先は東南アジアの最南端ポイントがあります。
カペラホテルはセントーサ島にありますので車で行く場合は検問所で「入島料」を支払わねばなりません。
パンパシフィックホテルからカペラホテルにグラブタクシーで移動しました。
ちょっと不安だったのが、検問所でトラブルなくうまくいくかな〜という一抹の不安がありました。
セントーサは島なので「入島料金」を支払う必要があります。
セントーサエクスプレスなどでいく場合は、切符に入島料が含まれているので個人対応する必要がないのですが、
車で行く場合は、検問で支払う必要があります。
ホテルに宿泊する場合は、予約証明を係員に見せると無料になります。
グラブタクシーに乗り込むと、運転手に真っ先にホテルの予約票を見せましたが、
ただの”行き先確認”と受け取られてしまい、スルーされてしまいました。
私としては、”検問所でこの予約票を見せてね”と言いたかったのですが・・・
他の方のブログやレビューサイトでは、結構バラバラな対応みたいなので、
正解がわからないまま検問を受けることに。
実際はこんな感じでした
セントーサに入島する時に検問所(高速の料金所みたいな)で、
運転手ではなく、私が窓を開けて「カペラホテルに予約しています」と係員に伝えました。
口頭だけで予約証明などを見せる必要はなかったです。
すぐ終わったやん!です。
13時半ごろに到着しました。チェックイン時間15時ですが、スィートルームなので通してもらえるんじゃないかな?ととりあえず来てみました。
ダメならライブラリー(ラウンジ)で待たせてもらえばいいし、ここは2泊しかできないので善は急げです。

insta360one
車から降りたら荷物はすぐにスタッフが対応してくださり、
私たちは正面玄関入ってロビーの中央ソファーに誘導されます。
少し待っていると、ウエルカムドリンクとお菓子が出てきました。
周りを見渡すと中華系の鮮やかな民族衣装(シンガポール航空の女性CAの衣装とは違う系)を来た女性スタッフが横に立っています。
一口飲んだら、このスタッフさんがすぐに寄ってこられ、チェックイン作業が始まりました。
カウンターに行く必要がなく、ここで全て行うようです。
- パスポートとクレジットカードを提示する。
- 新聞を選ぶ。(日経)
配布されたもの
①MRTのハーバーフロント駅とリゾートワールドセントーサへの往復シャトルサービスの「時刻表」
特定の目的地への無料定期シャトルサービスを提供しています。
②アトラクション3日間フリーパス
調べてもよくわからなかったフリーパス券です。
私たちは、「メガジップ」だけの利用でしたが、「この券はメガジップでは使えない」と言われました。
アトラクションが無料になる券とだけ記載されているのですが、どのアトラクションに使えるのかまで帰国後ネット検索しても不明です。
このスタッフさん、ノルマでもあるんでしょうか?・・・とても忙しないし笑顔がゼロ・・・どういうホスピタリー教育受けてきたんだろう?
カペラホテルは今までのホテルと比べ悪い部分が少ないホテルだったんですけど、この一番最初にホテルを印象付ける立場であるスタッフさんが唯一クレームレベルでした。
チェックインは、どこのホテルにもありがちな内容ですぐに終わりましたが、
ドリンクは一口しか飲めていないし、母もゆっくり飲みたいようでお菓子も味わいたかったのに、
ものすごい圧のある目線をこちらに向けて、「早くして!」と言わんばかりで体をこちらに向けています。

記念写真だけ急いで撮影!
こちらも根気負けして、立ち上がりました。
写真だけ急いでとったのが↑これです。ジュース飲めてない・・・・。
私の重い手荷物を「持ちます」と持ってくれるのはありがたいのですが、
顔の表情が怖い上に「なんでこのホテルにきたのですか?」と質問されるので、
意図が何であれ、悪い意味に感じてしまった。
それと、英語の訛りが強すぎてほぼ聞き取れなかったです。「オーチャード」を「オッチャ」って発音する。
用意したセリフをものすごく早く喋っているように、「とりあえず私は説明したからな!」って感じで接客されてるように感じました。
彼女だけはすごい残念なスタッフでした。
お部屋は417号室です。
客室がある現代的な建物側に移動し、部屋に向かいます。
ここからお部屋の内容については、別記事にします。
日本人スタッフのMsFurukawaは最高でした!
スタッフの話を出したので、先に私たち日本人にとって大事な情報をお伝えしておこうと思います。
日本人スタッフさんについて
宿泊前に事前にカペラホテルに質問をいくつかしていました。
これは他のホテルにも毎回するのです。
テキストで質問して回答をもらう方がトラブルになりにくいからです。
カペラの日本人スタッフMs Furukawaさんは、暖かくて心のこもったご返信を毎回してくださいました。
最初に質問を送った時にお休みだったので他のスタッフから、
「本日、日本人スタッフはお休みなので明日ご連絡差し上げます」と丁寧に返信があり、翌日ちゃんとFurukawaさんから返信がありました。
メール上でもお人柄が分かる感じだったので、ものすごくお会いできるのを楽しみにしていました。
実際は、予想を上回る素敵な方で、笑顔も良い意味で訓練されているし、精神をコントロールできているのが分かるほど表情が安定されている方です。
素晴らしい人格の上にプロフェッショナルが築けている、そのようなレベルの高いスタッフさんでした。
困ったな〜という時になぜか表れて助けてくれたり、何度か目がまん丸になったくらい驚かされました。
彼女は日本人専用という訳ではなく、
様々な仕事を次々にこなされているのが見ていて分かるのでとても忙し方です。
それなのに、多くの要望に答えてくれて、
要望に答えるだけではなく、彼女の気遣いで口には出さずとも、出来るだけお金を使わせないように計らって頂いたり、
こんなホテルスタッフ、日本でも少ないんじゃないかな・・・って感動しました。
カペラを利用する前にもレビューサイトでいくつかFurukawaさんを評価するコメントを目にしておりましたが、
利用してから数ヶ月後にレビューサイトを見ると、Furukawaさんを評価するコメントが増えていて、
「分かるわ〜!私も同じように親切にして頂いたわ!」と返信したくなるほどでした。
カペラホテルにまた行ってFurukawaさんにお会いしたいです。私の母も「Furukawaさん本当によかった!また会いたい!」って何回も言っているので、
今年中か来年頭には行きたいと思います!
ただ、彼女は通訳ではなく日本人専用のスタッフでもない、
カペラホテルのスタッフの一人なので、度を超えたサービスを求めるのは控えたいと思います。
あるレビューサイトで、異常なコメントを見たので、同じ日本人利用者として恥ずかしく思いました。
カペラホテルのフロントカウンターはめちゃ小さい
チェックイン自体は、ソファーで行いますが、チェックアウトなどは、この小さいカウンターで行います。
チェックアウトはレセプションカウンターで行います。
ご存知かもしれませんが、クレジットカードの決済の時、シンガポールドルか日本円を選ぶ時、正解はシンガポールドルです。(日本円を選ぶと手数料が馬鹿高いです。)
チェックアウト時間は12時です。
お部屋でギリギリまでいると、11時50分頃、おじいさんスタッフが呼びに行きました。
わぁ!しっかりしてるなこのホテル(笑)恐れ入りました。
だから私も早めにお部屋に入れたのですな!
スーツケースを取りに来てもらうために”コンシェルジュ”という電話のボタンを滞在中初めて押してみました。
びっくりです。お出になられたのはFurukawaさんです。
あ、そういうことだったのか・・・下調べが少なくこのホテルを利用してしまったのですが、
一部屋に一人バトラーが付くというのがこのホテルの売りの1つだったようで、
多分、日本人はFurukawaさんがメインでバトラーになってくれているみたいです。
でもバトラーサービスなんて敢えて利用しなくても通常の対応で十分なので大満足でした。
スーツケースを放置して、レセプションカウンターに向かいます。
チャックアウト時は狭いカウンターで行うのですが、
すぐに終わってしまうので、文句はありません。
チャックアウト後にリッツカールトン大阪の料理長を務めた方のお店”THEKnolls”のサンデーブランチを予約しているので、
できれば部屋付にできないか?と聞いてみると、
「お店の利用後にもう一度ここに来てね。その時まとめて決済をします」と返答されました。
サンデーブランチの後に戻ってきてお会計を済ませ、
男性スタッフさんに、「Furukawaさんにお礼を伝えておいてください」とお願いすると、
「ちょっと待ってね!」と言われ、
男性のスタッフさんが電話をかけて何か話されています。
少し待っていると、
2階のライブラリーに行く階段からFurukawaさんが現れました。
どうやらお忙しい中、わざわざ来てくださったようです。
グラブタクシーがくるまで、少しお話をして、Furukawaさんの素晴らしい笑顔でカペラホテルの最後を締めくくることができました♪
流石にお見送りまでしていただくわけにはいかないので、
お見送りはご遠慮申し上げてグラブがくる前にお別れしました♪
彼女こそホテルウーマンの鏡ですね!